真っ白なキャンバス2周年まとめ ~NOW STEP ON TOUR~ファイナル公演レポート

※本記事は真っ白なキャンバス2周年の集大成として、~NOW STEP ON TOUR~ファイナル公演のセットリストをなぞりながら今までの真っ白なキャンバスを振り返っています。およそ15,000字の長文となっておりますので、読まれる際にはご了承くださいませ。


 2019年11月17日(日)真っ白なキャンバスの東名阪ツアー『NOW STEP ON TOUR』のファイナル公演が宿BLAZEにて行われた。キャパ800人の大きな会場であるが、チケットは前日にSOLD OUTするほどの大盛況ぶり。


 ライブの前に行われた前物販では、グッズ類を購入するファンの列が会場の外の広場にまで続く状態であり、その人気の高まりが本物であることを思い知らされる。



 開演の一時間前となり、会場への入場が始まった。ツアーグッズに身を包んだファンは、メンバーの登場を今か今かと待ちわびながら各々の推しへの募った想いを語る。


 待ち時間で白キャンのこの一年を振り返っていると、オープニングのSEが流れいよいよ開幕。会場からは割れんばかりの歓声が轟き、メンバーがオープニングのダンスを踊る。


 このダンスは今年のTIFのメインステージ争奪戦の決勝戦の武器として導入されたもの。導入されてから、まだそれほど日もたっていないのだが、その流麗なダンスは今や白キャンの見所のひとつになっている。

(PHOTO by てつさん)


  SEに続いて曲のイントロが流れる。白キャンのライブのスタートはこの曲しかない、というファンの思いが具現化したかのように割れんばかりの歓声がホールに響く。


  メンバーたちが初めてレコーディングし、デビューライブの1曲目に披露した白キャン始まりの曲『アイデンティティ』でツアーファイナルとなるこの日のライブはスタートした。


君のためと言うけれど 頷けるわけなかった
いつでもわかったフリされていたから


 アイデンティティの出だしの歌詞であるが、この歌詞を見ただけではアイドルの楽曲とは思えないほどの尖ったフレーズ。


 あまりにストレートすぎるこの歌詞は、強い言葉であるがゆえに薄っぺらくなってしまう可能性も孕む諸刃の剣であるが、小野寺梓はそれが自分のアイドルとしての当然の使命であるように渾身の感情を込めて歌い、ライブ開始早々に観客をその真っ白な世界観にどっぷりと引き込む。  


(PHOTO by てつさん)


好きなことがしたい 心の奥にある想い
呟くことさえもダメって言うかな


 

 それに続くフレーズを歌うのは2018年の大晦日に加入した新メンバー橋本美桜。このフレーズは前リーダー立花悠子が歌っていたパートである。


 橋本美桜は歌の才能を見込まれ、白キャンに加入したメンバーである。そのため、前リーダーのピンクの衣装と一緒に歌唱パートの多くを受け継いでいる。


 舞台の経験もあった橋本美桜は加入当初から即戦力級の活躍を見せた。しかしながら、彼女自身に才能がありすぎるがゆえに、そして前リーダーの存在が偉大であったがゆえに、今年の前半は”今までの白キャン”を再現しようとしてその個性が控えられていたような印象もあった。

 

 この日の橋本美桜は心の奥にある想いをありのまま歌声に乗せ、彼女自身の本来の個性を遺憾なく発揮していた。 そこには真っ白なキャンバスの重要なボーカリストとしての彼女の確かな姿があった。


  橋本美桜はとかくライブで受ける印象に変化を感じることが多いメンバーである。ライブ後に彼女に話を聞くと、踊りについての意識を変えていたり、歌い方を変えていたりなどの興味深い話を聞くことが多い。

 

 その才能に甘んじることなく常に試行錯誤を行っている彼女は、これからの真っ白なキャンバスを担う重要なキーパーソンとなっていくであろう。

(PHOTO by てつさん)


 アイデンティティに続く2曲目は『白祭』。白キャンの中で最もお祭り感のあるこの曲は西野千明が一番好きな曲だという。陽気ではじける笑顔が眩しい彼女にとても似合う一曲だ。


 明るく楽しいこの曲は、その曲調に呼応してフォーメーションの変化が多く、また個々のダンスのバリエーションも多いため演者にとっては楽しさの反面、難しい曲でもある。


 西野千明は今でもTwitterに”ダンス超苦手”と記しているほど、ダンスには非常に苦労したメンバーである。

 

 本人もよくネタにしているが、その様子は昨年末に行われた『Thanks HEISEI 大感謝祭 東京編』の自由帳のライブ映像を見ていただきたい。実際、目を覆いたくなるくらいに踊れていない。


 彼女は2018年の大晦日にお披露目を迎えているのだが、加入が決定したのはそのわずか5日前。


 話を聞きに事務所に来ただけのつもりが、その翌日からいきなり名古屋と大阪の遠征に帯同することとなり、ホテルで自由帳の振り付けを覚えて臨んだという。


 この時のトラウマもあるのかもしれないが、加入してから一貫して彼女はダンスが超苦手と公言しており、インタビューなどではその話題になったときに泣き出すこともあった。

 

 そんな西野千明であるが白祭の2番のソロパートでは堂々とした様子で歌い上げており、歌うと踊りが疎かになるという、かってあった癖も見られなくなっていた。


 そこにはかってのダンスが超苦手な少女はどこにもおらず、白キャンのパフォーマンスを支える、一人前のアイドルとしての西野千明の姿があった。

(PHOTO by てつさん) 


 3曲目に披露されたのは『セルフエスティーム』。ステージを縦横無尽に舞い踊る麦田ひかるのダンスがひときわ美しい曲である。


 麦田ひかるはそのダンススキルの高さから、ここが決め場というところで前面に立ち、パフォーマンスをすることが多い。  

 

 白キャンの代表曲『SHOUT』では、前リーダー立花悠子の卒業後は冒頭でセンターに立っているのだが、麦田ひかるが先頭に向かう姿だけで歓声が上がるほどの絶大な信頼感である。

 

 そんな彼女の芸術性すら感じる美しいダンスは、白キャンがパフォーマンスでも勝負出来るグループであることの名刺代わりにもなっている。


 しかしながら当の本人は楽曲中にてソロのダンスパートを打診されたこともあるそうだが、それを”目立ちたくないから”という理由で断ったこともあるという。


 色々な個性を持ったアイドルたちの中でも、目立ちたくないアイドルというひときわ稀有なキャラクターを持つ麦田ひかる。

 

 それは人を制してでも目立たなくては生き残っていけないアイドルの世界においても、人と争うことを望まない彼女の優しさと、あれほどの美貌を持ちながらも驕らない謙虚な彼女の人柄の所以であろう。


 そんな彼女がいったん踊りだすと観客の視線を釘付けにしてしまうところに、白キャンの奥深さがあるように思える。

 (PHOTO by すーさん)


 開幕からの3曲を歌い終えるとMCに突入。 ツアーファイナルが開催したことを三浦菜々子が宣言し、その後チケットがSOLD OUTしたことついて西野千明がファンにお礼を言う。


 そのままの流れで西野千明がこれでもかと言うくらいに客席を煽りまくり、序盤の3曲で高まったテンションをさらに高める。

 

 当日夜の彼女のインスタグラムのストーリーズで明かされたのだが、この日の煽りは好きなバンドのワンシーンを再現したものだそう。


 アイドルになってからは多忙すぎて、好きなバンドのフェスなどにも全く行けなくなったと嘆いていたこともあった彼女であったが、そんな彼女にとって演者として一つの夢が叶ったというのは喜ばしいことである。


  「皆さん楽しみにしていましたか 待ち焦がれていましたか。もちろん私たちもそうです。やる気満々で着ております。盛り上がる準備できていますか。会場全体で一つになって、最高にハッピーな空間をみんなで作っていきましょう。」 

 (PHOTO by すーさん)


 西野千明の煽りに続いて披露された4曲目は白キャンの中でも幸福感の高い一曲『HAPPY HAPPY TOMORROW』。


 メンバーが後ろ向きでピースをしながら始まるこの曲の冒頭で、満員の観客たちも同じように高々とピースサインを掲げる様子は壮観であった。


 途中の間奏のところではセルカ棒にて客席を写し、その様子を前面のモニターに写すというツアーファイナルならではのスペシャル企画が行われたが、機器の不調により残念ながら失敗。


 この取り組みは失敗には終わったもの、予期せぬトラブルにわちゃわちゃとするメンバーの様子は可愛く、これはこれでツアーの思い出の一場面となったのではないだろうか。 そしてこの企画と同時にフロア中央では自然発生的にサークルが巻き起こる。


 満員の会場の中でのサークルであったが周辺のファンはすぐさまその意図をくみ取り、各々の役割を果たす。


 躓きかけた者にはすぐさま手が差し伸べられたり、圧縮がかかった個所に女性がいた場合は周りの者が壁役を果たしたりなどの光景が見られるなど、こういったファンの振る舞いも白キャンのライブを楽しめる要因のひとつであると再認識した。

 (PHOTO by すーさん)

 続く5曲目は麦田ひかるの一番好きな曲である『清涼飲料水』。彼女のダンスの切れが一段と増し、その笑顔が増える。


 2番の冒頭でメンバーが縦一列に並び、その後横に展開していくという場面があり、そこは鈴木えまの見所の一つであるが、その踊りの可愛さにファンから歓喜の声が大きく聞こえる。


 そして途中の間奏に入り、メンバーと観客の全員でのヘドバンに入るところで音が止まるというハプニングが発生。


 途中までファンのコールによりヘドバンを継続するものの、音が復活しそうにないことが分かると、橋本美桜が「どうしようか」と言いMCに突入。


 橋本美桜はトークの場面で他のメンバーが詰まったりするとすぐに的確なフォローを入れることが多いのだが、このあたりの臨機応変な対応力の高さも彼女がプロと呼ばれる所以なのかもしれない。


 三浦菜々子が「ヘドバンで止まるとは!音止まるの久々じゃない?」と話を振ると、小野寺梓が「この前あずさが(昔に音が止まったことを)ツイートしたから」と話を広げ、西野千明と橋本美桜が加入してから音が止まるのは初めてのことだと話を続けていると音が復活した。


  ツアーファイナルで音が止まるという思いがけないハプニングであったが、2曲続けてのトラブルにも関わらず場を冷まさずにつないだ様子に、以前は定型的なトークの場面でも詰まったりする様子も多く見られたあったメンバー達が、苦手とする分野においても確かな成長をしていることが感じられた。

 (PHOTO by すーさん)


 続く6曲目は『untune』が披露。白キャンの楽曲の中でも異色を放つ1曲である。


 舞台を見ているかのようなダンスが特徴的なこの曲は、そのソリッドな音に三浦菜々子の力強いボーカルがとてもよく合う。


 サビの後半はメインパートを歌うことが多い小野寺梓がハモリに回るのも新鮮なところだ。


 途中のパートでは観客がシンガロングを行いながら高く手を掲げ、会場の一体感がますます高まる。  

(PHOTO by すーさん)


 そんな中で続く7曲目は『パーサヴィア』。2ndシングルのカップリングのこの曲は東名阪ツアーの最初の名古屋Renyにて初披露されたばかりであるが、既に熱心なファンも多い1曲。


 この曲の歌詞については今を頑張る者たちへの応援歌のようでもあり、この夏のTIF2019のメインステージ争奪戦を戦い抜いたメンバーたちへのメッセージを思わせるところもあり、この熱かった夏の思い出を振り返るように曲が進む。

 

 またこの曲はダンスパフォーマンスで魅せることの多い麦田ひかると鈴木えまの歌唱も見所となっている。


 麦田ひかるについてはその透明感ある声、鈴木えまについては特徴的なウィスパーボイスを生かして白キャンの楽曲のアクセントとなっている。


 しかしながら両名については歌への苦手意識もあってか、かっては歌唱パートで不安定な印象があったのも否めないところである


 2018年6月9日に下北沢GARDEN で行われた2ndワンマンライブ~Not idle but "idol"~にて、アコースティックバージョンの『PART-TIME DREAMER』が披露されているのだが、その当時の本人たちとしては最大限の頑張りを見せたのだが、それでもとても不安そうに歌う二人の様子が収められている。


 あれから約一年半。この日の麦田ひかると鈴木えまは歌の面においても堂々とした見せ場を作れるパフォーマーであるとの確かな成長の証をファンに見せていた。 

 (PHOTO by てつさん)


 続くMCでは『HAPPY HAPPY TOMORROW』中にトラブルで出来なかったセルカ棒での撮影にリトライ。


 そして小野寺梓が「皆さん盛り上がってますか、もっともっと盛り上がってますが、この調子で次の曲行きましょう」と煽る。


 続いて橋本美桜が「みんなの盛り上がりに負けないように私たちも全力で闘っていくので、皆さんも全力でもっともっとかかってきてください。」と言い、ライブは中盤戦に突入する。


  8曲目は『闘う門には幸来たる』。本曲は記念すべき白キャン初の全国流通シングルの表題曲であり、オリコンデイリーシングル1位、ウィークリー14位を獲得した。


 また、2018年末に加入した西野千明と橋本美桜を加えての6人体制での初めての曲でもある。


 曲中のフリでジャンプするところが多く、披露していて最も体力的を必要とする曲であるが、メンバーはそんな様子などおくびにも出さずはじける笑顔で高々とジャンプする。


  メンバーの「跳ぶよ!」、「手を叩け!」の煽りにあわせてファンも全力でジャンプし、クラップし、声を張り上げその場にいる誰も体力の温存など考えることなく、熱くライブは進行していく。

 (PHOTO by すーさん)


 9曲目は『Whatever happens,happens.』。対バン等で披露されることも多く、白キャンにおいて最も盛り上がる曲の一つである。


 小野寺梓が「お前ら全員かかってこい!」と挑発的な煽りを繰り出す。


  三浦菜々子も負けじと「みんなぶっ放して最後までみんな盛り上がっていこうぜ!」と煽り立てる。


 西野千明は大きなステップを踏み、ダイナミックなパフォーマンスは華やかさを増す。 


橋本美桜はメンバーのテンションが上がりパフォーマンスが先走るのを調整するかのようにリズムをキープして踊る。


 麦田ひかるのダンスのキレが一段と増し、それに合わせて客席の歓声も一段とヒートアップする。 



 そして鈴木えま。彼女は白キャンのラインナップの中でもハードなこの曲において、白キャンの表現におけるキーパーソンであることをまざまざと見せつける。


 鈴木えまは今ではその面影はなくなっているのだが、かってはダンスに多大な苦労をしたメンバーである。


 その様子については白キャン最初期の楽曲である『アイデンティティ』や『PART TIME DREAMER』のMVを見ていただきたい。


 彼女の加入からの成長の凄まじさについてはファンの誰しもが認めるところであろう。


 そんな鈴木えまも、今ではその卓越した表現力が売りとなっている。


 彼女ならではの柔らかな踊りに加えて、笑っているかと思えば憂いを感じ、寂しげであるかと思えば嬉しそう、そして瞬きをすれば次の瞬間には不敵な表情を浮かべてるなど、変幻自在の表現力は唯一無二である。


 目まぐるしく変わっていく髪色といい、その特徴的な声といい、一歩間違えばバランスを崩しかねないところを、その絶妙なバランス感覚で白キャンのポップアイコンとして君臨している世界観には脱帽するばかり。


 『セルフエスティーム』においては「このまま(車に)飛び込む勇気があればな」と衝撃的なフレーズを歌い、『アイデンティティ』においては、「まとめてわかったフリして語らないで」と棘のあるフレーズを歌っている。

 

 それが全く嫌味にもならず、驚くほど素直に心に入ってくるのは、破天荒で自由奔放にやっているように見せていても、実は誰よりも優しく柔らかな心を持っていて、人が傷つくような発言を全くしない彼女の思慮深さと人への思いやりによるところが大きく寄与しているように思える。.


 白キャンで最も攻撃的な曲である『Whatever happens,happens.』においても、そのウィスパーボイスで「私は私 比べないで」、「綺麗な色した 君の感情論は」といった歌詞において確信を突くパートを歌いあげただの盛り上がり曲だけではない価値観を付与しているのは彼女の表現力あってのものであろう。

(PHOTO by すーさん)


 10曲目は『いま踏み出せ夏』。2ndシングルのこの曲は、1stシングルに続くオリコンデイリーシングル1位を獲得し、ウィークリーでは7位とトップテン入りを果たしている。


 本曲においては西野千明と橋本美桜の見せ場が増えており、その成長ぶりがより一層感じられる。


 また既存メンバーにおいても、各々の持つ個性を存分に磨き上げ、パフォーマンスにおける洗練が感じられるのが特徴的だ。


 本CDのBタイプのジャケットは現存する初期メンバーの小野寺梓、麦田ひかる、鈴木えまの3人で写っているが、これは小野寺梓たっての希望によるものだという。


 彼女がそれを願ったのは、『いま踏み出せ夏』では「ハッタリかます」という『PART-TIME DREAMER』でも出てくるフレーズが登場しているなど、 そのアンサーソングを思わせる本曲において、同じ夢を見て一歩踏み出した仲間たちと、アイドルとしていつかは必ずやって来る”卒業”という別れの前になにかの思い出を作りたかったのかもしれないと思うのは考えすぎであろうか。


 例えばこの歌をみんな忘れちゃっても
 いつか誰も歌わなくなっても
 大空に夢掲げ
 共に歌い合う日を忘れはしないよ


 肩を組みあってのシンガロングで会場が一つになる。 観客たちは様々な思いを抱きながら、ライブは佳境を迎えていく。

(PHOTO by てつさん)


 11曲目は『Begin』。橋本美桜が最も好きな曲である。


 この曲は2ndワンマンライブの時に初披露され、登場から一年半が経つものの、昨年のツアーファイナルから3rdワンマンまで事情により披露されなかったこともあり、この日のライブまででわずか17回しか披露されていない白キャン一のレア曲である。

 

 白キャンにおいてはそのほとんどに曲を古屋葵氏が作曲しているのだが、『Begin』と『HAPPY HAPPY TOMORROW』はその例外となる曲である。  


 そして、本曲においては作詞もプロデューサー青木勇人が行っており、白キャンの中でもさらに特別な曲であると言えよう。


 整った顔立ちであり、どこかクールな印象がある青木プロデューサーであるが、実に礼儀正しく優しい人物であり、そのクリエイティビティは繊細さと溢れんばかりの情熱が込められた『Begin』の歌詞で存分に感じることが出来る。


 そんな青木プロデューサーは大学生の時に真っ白なキャンバスを立ち上げている。それまでの経歴はまさにエリートと言うべきものであり、そのまま大学生活を送っていれば将来は安泰であったであろうが、やりたいことのため栄枯盛衰の激しいアイドル業界に飛び込んでいる。

(PHOTO by てつさん)


 メンバーと年端のそれほど変わらぬ齢二十歳ちょっとの青年が、一番最初に手掛けたグループをわずか2年と言う驚異的なスピードでメジャーデビューを果たした。 


 その要因としては卓越した経営戦略の手腕もそうであるが、青木プロデューサーのクリエイターとしての才能によるところも大きいと個人的には思うところである。 


 そんな白キャンの楽曲は時の経過とともに楽曲に数々の音が加えられ、常に進化を続けているという。 


 アイドル楽曲としてはオーバースペックとも言える過剰な程作り込まれた音作りは、青木プロデューサーのこだわりと古屋葵氏のサウンドセンスとが相まって珠玉の楽曲群を作り上げている。


 そして本ライブにおけるBeginから全身全霊、モノクローム 、そしてMy fake worldと白キャンのエモ曲をこれでもかというくらいに続けたセトリ構成は、青木プロデューサーからファンに対して”これからの白キャンの進化について来れるか?”とまるで挑戦状を叩きつけられているようにも感じられた。


 『Begin』の余韻が残る中で、ライブは終盤のMCに突入する。


 「2年前は想像もできませんでした。1年前の今日、1周年のライブをしたんですけど、リーダーが卒業して、正直その時が白キャンのピークかなって思ってたんですけど、そこからみんなと沢山色々なことを乗り越えて沢山幸せなこともあって、ここまで来ることが出来て嬉しいです。3年目に向けて全身全霊を尽くします。」そう語った小野寺梓の目元には涙が浮かんでいた。


 ちょうど一年前の同日に渋谷WWWXにて行われた1周年ツアーファイナルは満員の大盛況であった。そしてその翌日に行われたみんなのアトリエも大盛況。  


 前リーダー立花悠子が卒業しても2年目の真っ白なキャンバスのスタートは順調であるかのように思えた。


 しかしながら、新たな始まりとなるはずであった福岡遠征。最高の盛り上がりを見せたツアーファイナルとは全く異なる閑散としたステージからの風景。 


 ネット上での「白キャンは終わったな」という意見なども影響したのか、当時の小野寺梓は感極まって泣き出してしまうこともあった。

(PHOTO by すーさん)


 歌唱パートの多くを受け継いだ三浦菜々子も「あそこは立花悠子じゃないと・・・」と言われるのが怖く、そのパートが来てほしくないと思うこともあったという。

 

 麦田ひかると鈴木えまについても、今まで頼っていたしっかり者のリーダーが居なくなったことによる変化、そしてその穴を埋められない苦しみを抱えていた。

 

  西野千明と橋本美桜が加入するまでの約1か月間の時期はメンバーにとって最も辛い時期であり、時には解散の話も出るほでであったという。 

 

 そのような当時の昔話にひとり想いを馳せている中での12曲目は全身全霊。前リーダー立花悠子が昨年のツアーファイナルでたった一度だけ歌った曲である。


 白キャンの最高傑作との呼び声も高いこの曲は、鈴木えまが≪一番好きな曲≫であったそう。 その理由を問うと「好きだけど、全力で頑張っていない自分がこの曲を好きと言うのは違うんじゃないかと思って・・・。」と述べた。 


 おそらくこの言葉は人一倍繊細で傷つきやすくても、優しく懸命に生きる”もう頑張っている”彼女だからこそ出たものであろう。そしてそれはこの夏のひとつの出来事に起因しているのかもしれない。

(PHOTO by すーさん)


 全力で頑張ってもそれが決して報われるとは限らない。TIF2019のメインステージ争奪戦は白キャンにとって、そしてファンにとって決して忘れることの出来ないほろ苦い瞬間となった。

 

 下馬評において白キャンは圧倒的な優勝候補に挙げられていた。ファンたちは告知活動やTIF当日の早朝からの入場整理券の確保に全力を尽くし、メンバーはリリースイベントやポップアップストアの開催などで多忙を極める中でも、ライブ後にビラ配りをするなどこれ以上ないほどの精いっぱいの努力を行い、そこに慢心などは一つもなかった。 

 

 当日に行われたDOLL FACTORYでのライブは白キャンのライブの中でも屈指の素晴らしさ。


 それを証明するかのように会場はこれ以上ないくらいに熱く盛り上がっていた。  


 真っすぐに、真っ白に、その情熱の全てを尽くし、全身全霊の力をかけて闘った真っ白なキャンバスであったが最終結果は2位。メインステージ争奪戦優勝は夢に消えた。 


≪TIF2019メインステージ争奪戦決勝戦結果≫ 
 (壁紙/事前票/会場票/総合計)
①メイビーME 47/130/492/669
②真っ白なキャンバス 52/18/264/336 
③マリオネッ。 35/48/156/239 
④chuLa 66/4/128/199


現実は 厳しい
わかっているんだ 甘くはないと


 後に小野寺梓は「毎日プレッシャーに押しつぶされそうで辛かった 絶対に勝てると期待をされることが怖かった」と当時の心境を述べている。


  少し個人的な話となってしまうのだが、メインステージ争奪戦翌日のライブを見るのが正直とても怖かったのを今でも思い出すことがある。


  敗れた当日の特典会ではメンバーが気丈に振る舞っていたのだが、ショックで気持ちが切れてしまっているんじゃないかと。もう、いままでのようにきらきらと輝く白キャンは見れなくなってしまったんじゃないかと。


 だが、それは私の彼女たちに対する信頼が足りなかったのだということを後に思い知らされる。


 翌日にガンダム前の『FESTIVAL STAGE』で行われたライブで彼女たちは昨日のステージを超える最高のライブをファンに見せた。

(2019/08/3 TIF)


  陰りだした空と西日に照らされたガンダム。 ステージエリアから溢れて遠くまで続く多くの観客。 何処までも響く、割れんばかりの歓声。変わらず応援するいファン。 全てを乗り越えたメンバーたちの笑顔。


 私の人生にエンドロールに小野寺梓、麦田ひかる、鈴木えま、三浦菜々子、西野千明、橋本美桜彼女たち6名の名前がしかと刻まれた瞬間でもあった。


ほら、前に進んだろう
足元振り返って見なよ 
君の足跡忘れたフリするなよ 
もっと自信持ちなよ 
もう「期待」なんて 背負わないでよ

ほら、忘れているだろう 君が頑張った証を
 誰かと比べて見失ってしまった
 ほら覚えているだろう
 無我夢中のストーリー、終わってないから


  作詞のシロトリリオンはまるでこうなることが分かっていたかのように、『全身全霊』の歌詞において彼女たちに一番必要な言葉を綴っている。 


 そんな夏の想い出を乗せてツアーファイナルのステージの『全身全霊』は月のような淡やかさと強さを持つ小野寺梓のボーカルと、太陽のような激しさと柔らかさを持つ三浦菜々子のボーカルが競い合い、ボーカル以外のメンバーも悲しみ、切なさ、無情感、希望といった様々な感情を剥き出しで曲に乗せ、さらに感情の昂ぶりを増しながら進行していく。

(PHOTO by すーさん)


 小野寺梓はその瞳に涙を浮かべながら、まるで神への祈りのような情熱のロングトーンで観客の涙腺を次々に崩壊させていく。


 観客の感情の高まりが最高潮に達した会場に響く13曲目は『モノクローム』。情緒的な曲が特徴的な真っ白なキャンバスの中でも最もエモーショナルな楽曲であり、この曲で一発でファンになった者も多数存在するほどだ。


 3rdワンマンライブでは通常版に加えてピアノアレンジバージョンが披露されたこともあるなど、この白キャンの中でも『モノクローム』は殊更に特別感の強い楽曲である。


 旋律の美しさに、思春期の繊細な心と儚い強さを綴った歌詞が相まって白キャン珠玉の一曲は三浦菜々子が一番好きな曲であり、2018年の彼女の生誕祭ではアコースティックバージョンをソロで披露したこともある。


 彼女の持つ熱量を極限まで凝縮し、繊細な表現力で紡ぎ出される歌声は正に≪歌姫≫と呼ぶに相応しい姿。曲ラストのシャウトは聴く者すべてに感動を与える。

(PHOTO by すーさん)


 三浦菜々子は白キャンにおいてパフォーマンスを引き締める存在であり、ライブ後のファンの感想にはいつも彼女のパフォーマンスへの絶賛が続く。


 しかし、彼女的にはまだまだ自分の目標とする姿にはまだ届いていないというばかりか、自分自身の至らなさに落ち込んでしまうこともあるという。 


 歌姫としての姿だけでなく、メンバーで一番小さな体が一際大きく見えるようなパフォーマンス力、女優としても活躍する演技力、その愛嬌と美しさを兼ね備えたルックスにブログ等でも見せる文書や写真の才能。彼女に不足しているものなど何もない。


 それでも三浦菜々子がどこか満たされないのは、彼女が以前所属していた『Stereo Tokyo』というグループがラストライブすら行うことが出来ず、自然消滅してしまった事に起因するのかもしれない。

 

 幸せというものが永遠ではないということを誰よりも深く知る彼女は、今というこの瞬間の全てを想い、表現しようとしているのであろう。


 それは幼き頃から芸能の世界で生きてきた彼女にとって、表現者である限り逃れることの出来ない業のようなものであるのかもしれない。

 

 彼女の明るさの裏側にあるどこか満たされない想い。その深すぎる想いの総てを背負って歌う三浦菜々子の『モノクローム』はこの曲の全てを引き出し、こころの一番柔らかなところにある私たちの言葉に出来ない感情にカタルシスを与えていく。

(PHOTO by すーさん)

 続く14曲目は『My fake world』。白キャンの真骨頂とも言えるメッセージ性の強い一曲であり、作詞のmimmny氏の至高の歌詞が沁みる。


 対バン等ではあまり披露されないが、白キャンのエモ曲として強い人気を誇るこの曲のイントロと共に観客の感嘆の息が漏れる。


 静と動の切り替えが絶妙な本曲のパフォーマンスは、天につき出した手を下す麦田ひかるの洗練された立ち姿の美しさに鈴木えまの慈しみを称えた微笑みが合わさり感情を揺り動かす。


 西野千明は「流行ったって 一瞬で変わっていくし」と曲の転換点となるパートを憂いを称えた表情で歌い魅せるのに続き、橋本美桜は「イミテーションばかり溢れていった」とこのフレーズの後に続く本曲の見せ場の一つである小野寺梓と三浦菜々子のシャウトユニゾンの前に一つの山場を作る。


(PHOTO by すーさん)

 各メンバーの確かな成長の証を見せつけた後に流れる本編最後の曲は白キャン最強のキラーチューン『SHOUT』。


 「皆さんの本気を見せてください」と、これしかないという定番のセリフを小野寺梓が声の限り叫び、会場のボルテージは最高潮に高まる。


 そして最高にテンションの高まった小野寺梓が歌、ダンス、表現の全てにおいて総合力の高いパフォーマンスに支えられたアイドルオーラで観客を魅了する。


 その輝きはファンの声援を受ければ受けるほどより一層キラキラと増していき、絶好調時の彼女の歌い踊るその姿は尊く、背中に天使の羽が生えたように見えることがある。 そんな彼女をさらに羽ばたかせるために観客たちは最大級のコールでこのライブのラストを盛り上げる。


(PHOTO by すーさん)


 この『SHOUT』の落ちサビは、かっては彼女のパートではなかった。


 一年前に前リーダーの立花悠子の卒業時、白キャンの象徴ともいえる『SHOUT』の落ちサビを既に当時白キャンの顔となっていた小野寺梓が引き継ぐのは必然であった。


 小野寺梓はその当時既に卓越したパフォーマンス力を持っていたし、受け継ぐだけの歴史的な背景も十分であった。


 しかしながら、それに対する批判も多かったのは、立花悠子を想うファンたちの悲しみの行き場を彼女がありのまま受け止めたからにならない。

 

 グループのエースは良いことも、悪いことも、とにかく数多の重圧にさらされる。そしてそれはグループが人気になればなるほど強くなっていくが、彼女はそれをあまりにも真正面から受け止めてしまうばかりに、時に崩れてしまうこともある。


そんな彼女は白キャンとしてデビューしてから一度も自らの実家に帰っていないという。そしてオフの日であってもプライベートでもアイドルではないひとりの少女に戻ることはなく、ずっとアイドル小野寺梓として過ごしており、その複雑な感情について配信で語っていたことがある。

(PHOTO by すーさん)

  前リーダー立花悠子から引き継いだ『SHOUT』の落ちサビ。これからも、おそらく全ての人間が認めるということはないだろう。


 そして不器用な彼女はこれからもそれに傷つき、いつものように涙を流して、時には後退しながらもひとつづつ前に進んでいくだろう。


 自分に都合の悪い声など切り捨ててしまえば楽になれるだろうが、それでも小野寺梓は自分のファンであってもアンチであっても、そのすべての人に向けて歌声を届ける。

 

  それは閉塞的な田舎の寒村から夢のアイドルを目指し上京したひとりの少女の矜持であり、覚悟であり、自らの心が業火に焼かれたとしても、目に映る全てのファンを幸せにしようとする小野寺梓が、≪ザ・アイドル≫と呼ばれることとなった今となっては、それが彼女が生まれてきた理由なのかもしれない。


何回会っても、どんなに想っても 変わらない想い
言いたいことが積もり積もるんだ
生まれてきた理由(わけ)を探していたモラトリアム
全部叫んで諦めたの...  

初めて会って、初めて想った あの日の思い出 
言いたいことは全て言えないけど 
生まれてきた理由(わけ)に気づいていた 今の僕なら
君に笑顔でできるだろう 

初めての日のハイタッチを 


  真っ白なキャンバスという名前に反して、どこかで深淵を覗いているかのように情念的なこのグループの空気感は小野寺梓から来ているように思われる。そして『SHOUT』という曲の物語は彼女の目に映る全てのファンを笑顔にするまで続いていくのだろう。



 本編の終了後、程なくなくしてアンコールの発動が始まる。ライブの余熱を吐き出すかのように、アンコールの声は大きくなっていく。 


 アンコールの1曲目は『PART-TIME DREAMER』。 これでもかという位に心に刺さるフレーズが続くグループ屈指の名曲は小野寺梓が最も好きな曲であり、彼女が初めて落ちサビを担当することとなった白キャンの代名詞ともいえる曲である。


この世界で勝ちたい ひとりでは無理だな 
誰かと手を取り合う勇気があればな 
でも強いフリして ハッタリかませばいいじゃん 
いつか同じ夢見よう 

 この世界、君となら行けそうな気がする
 それでもこの夜は目覚めそうにないから 
でも強いフリして ハッタリかませばいいじゃん 
いつか同じ夢見よう 醒めなくてもいい夢を


  全員類まれな才能を持ちながらもどこかで自信が持てず、不器用で傷つきやすいメンバーたち。


 本曲は真っ白なキャンバスの中でその色を生かしながら、夢を描き上げていく彼女たちの生きざまにもっとも合致する歌のように思える。


 この”誰か”はメンバーであり、ファンであり。

 この”君”ははメンバーであり、ファンであり。

 

  真っ白なキャンバスにとってこの一年間は決して楽しいことばかりではなく、数多くの試練に包まれた年であった。


 誰しもが強くは生きれないこの世の中で「誰かと手を取り合う勇気の大切さ」を、

「いつか同じ夢見よう 醒めなくてもいい夢を」とその心を歌い伝えるためには彼女たちにとって必要な事であったのかもしれない。


 そして、そのすべてを受け入れ乗り越えた彼女たちはこれからの未来も、多くのファンに囲まれながらきっと上手くやっていけるだろう。 そのような想いに包まれた素晴らしい『PART-TIME DREAMER』のアンコールであった。

(PHOTO by てつさん)


 アンコール1曲目が終わるとMCに突入。


 小野寺梓がアンコールのお礼に続いて「2周年を迎えられたのはみなさんのおかげです。三年目はもっと大きなステージに立っている私たちを見せたいし、もっとたくさんの方に知られているグループになりたいです。」と2周年の感想を述べる。 


 その後ラストの曲に進むのかと思いきや、神妙な様子で小野寺梓が「大切なお知らせがあります」と告げた。


 ファンはそのサプライズがきっと良いものであるという確信のもとにいったんは大きな歓声を上げる。


 三浦菜々子が「いつも応援してくださるファンの皆さん、真っ白なキャンバスに関わってくださる関係者様のおかげで、こうしてここまで来ることができました」と、言葉を選びながら、慎重に、伏し目がちに、コメントを行う。


 周りのメンバーにも笑顔はなく、三浦菜々子の大切なお知らせを後押しするような目くばせをしながらたたずんでいる。


 良いお知らせと思っていたファンたちの歓声は、ある一つの悪い予感を否定するかのように、次第に悲鳴のような叫びに代わっていく。

 

 会場の緊張感が最大に高まったところで「3月18日に真っ白なキャンバス、キングレコードからメジャーデビューすることが決定しました」と三浦菜々子が満面の笑みで告げると、会場につめかけた満員のファンから大歓声があがった。

(PHOTO by てつさん)


 橋本美桜には写真を撮る振りと思わせて「動画だよ♪」と騙されることが多く、他のメンバーにも常々どっきりを仕掛けられる側であった彼女であったが、今回は女優・三浦菜々子にファン全員が完全にしてやられた形だ。


 この場面、もったいぶってタメて言うように企画をしたのは小野寺梓だそう。ちょっとドキッとさせてから喜ばせるつもりだったようだ、他のメンバーの子芝居に加えて、三浦菜々子の演技力が凄すぎて本気でざわめきが起こるほど。


  最後は「こうして、キングレコードさんからメジャーデビューをさせていただくこととなりまして、今後もっともっと大きなステージでできるグループになれるように、キングレコードさんと一緒に頑張っていきたいと思います。今後リリースイベント等も始まるので皆さん遊びに来ていただけると嬉しいです」とファンに対しての感謝とこれからについて三浦菜々子が意気込みを語った。


 このメジャーデビューについてはTIFの後に決まったとのことであり、この夏のメインステージ争奪戦などでの活躍が彼女たちの夢を後押ししたのかもしれない。この夏に頑張ったことは結果を変えてその前に現れた。


 アンコール2曲目、このツアーファイナルの大トリを飾るのは『自由帳』。ツアーの名古屋、大阪でも温存され満を持しての登場だ。


 この会場にいる全員が、もうやり残したことはない満面の笑みで肩を組んでオーイングを行う。会場は完全に一体となりライブはこれ以上ない幸福に包まれて終了した。



 この日のライブは今の日本のアイドルシーンで最も熱い場面であったと言えよう。あの熱狂を上手に、そして正しく言葉にする術を私は持たないが、一度会場に来て、彼女たちの圧倒的な熱量を見れば言葉に出来ない理由をわかっていただけると思う。


  『NOW STEP ON TOUR』というこのツアータイトルにある通りに、ここから踏み出して今後はメジャーに舞台を移して活躍することとなる真っ白なキャンバス。 メジャーとなったことによりこれから人気も爆発的に伸びることが予想される。


 そのような中で、今までのように気軽に会えなくなってしまうかもしれない。ライブも遠くで小さくしか見れなくなる日もそう遠くないのかもしれない。 


 これから色々な事が変わっていく中で、昔から応援していたファンには辛く思えることも沢山あるだろう。

 

 それでも私は真っ白なキャンバスの今後について何も心配はしていない。


  環境は変われども、心優しく、ファン思いで、明るく気高い彼女たちは何も変わることなく、そのステージがどれだけ大きくなったとしても、ファンひとりひとりに向けて歌を歌っているという確信が私の中にはあるからだ。


  次のフェーズはどのような進化を遂げていくのか、何もかもが規格外の真っ白なキャンバスの躍進からはこれからも目が離せそうにない。




2019年11月17日  新宿BLAZE 

『NOW STEP ON TOUR ファイナル公演』

 

 SE 

1. アイデンティティ 

2. 白祭 

3. セルフエスティーム 

〜MC〜

 4. HAPPY HAPPY TOMORROW 

5. 清涼飲料水 

6. untune 

7. パーサヴィア

 〜MC〜 

8. 闘う門には幸来たる 

9. Whatever happens, happens. 

10. いま踏み出せ夏 

11. Begin

 〜MC〜 

12. 全身全霊 

13. モノクローム 

14. My fake world 

15. SHOUT

 〜アンコール〜 

16. PART-TIME DREAMER

 〜MC〜

17. 自由帳     

(セトリ by むねっちさん)


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